飛鳥ショードッグへの道2012/11/18

飛鳥のお父さんはバリバリのショードッグらしい。
らしいってのは、我が家は全然そっち方面には興味が無かったんで、飛鳥に決めたのも単純に可愛いからで、そんなこと気にしなかったから。

訓練に預けてる間に展覧会に出しませんか?って打診があって、ボーダーみたいにディスクやアジに出れる訳でもないし、何かやらせてみたいって思ってたんでお願いしてみた。

それで初めて知ったんだけど、シェパードは登録する団体が3つ(本当はもっとあるかも)あって、その団体が主催する展覧会(ショー)に出陳するにはその団体に加盟しなくっちゃなんないんだって。

飛鳥は10月末くらいには訓練を終えて帰って来るはずだったけど、ショーに出ることになったんで、今度は出場するまでの間ショーの歩き方とかの練習をするため訓練が延期になって、ショーが終わったら帰って来ることになっちゃった。

今日飛鳥が参加したのは、千葉の柏で開催された日本シェパード犬登録協会(JSV)主催の「日本ジーガー展」ってので、全国から犬が集まる大きな大会らしい。
出陳クラスは細かく分かれてて、牡牝それぞれ24ヶ月以上の「成犬」、24ヶ月未満18ヶ月以上の「未成犬」、18ヶ月未満12ヶ月以上の「若犬」、12ヶ月未満9ヶ月以上の「幼犬A」、9ヶ月未満6ヶ月以上の「幼犬B」、6ヶ月未満4ヶ月以上の「幼犬C」と細かく分かれいるみたい。
飛鳥は11ヶ月なので「幼犬A」クラスで出陳した。
後で知ったんだけど、午前中の個体審査でジャーマンシェパードとしての標準体型にどれだけ近いかが審査され、その後の比較審査で「歩容」(歩く姿?)や「意欲」や「性格」なんかが審査されるんだって。
個体審査を待つ飛鳥
今回ショーを見に来るにあたって訓練士さんから「飼い主が来ると飛鳥の気が散ってショーに影響が出ると困るので、遠くの風上の方から飛鳥に気付かれないように見学してください」と注意があったんだ。
でも、後で考えると飛鳥は(シェパードはみんなそうなのか?)異様に鼻が良いので、遠くでウロチョロしてるうちにど~も気がついてたみたい。

比較審査は個体審査の順番に並び、みんなで一斉にリングを回っている間に歩容などによって途中で順位の入れ替えがあり、最後に一番前に来ている犬が一席になるんだって。
犬を意欲的に歩かせるために、リンクの外側を訓練士さんが名前を呼びながらおもちゃを振って見せたり鳴らしたりしながら走り回って犬を前の方に誘導するんだよ。
颯爽とリングを歩く飛鳥。ここまでは良かったが....
飛鳥は個体審査開始の時点では5番目で、歩いてる間に順番が上がったみたいだった。
僕らはリングの外側の風上にあたるテントの後ろ側からこっそり飛鳥の雄姿を見ていましたが、ど~も途中で風向きが変わったらしく、飛鳥は急にキョロキョロしだして途中で止まったりするようになり、順番も下がっちゃった。
みんな前を向いてるのに、横向きに立ち止まってと~ちゃんを探す飛鳥。
あちゃー、分かっちゃったの?

出番が終わって訓練士さんのところに行くと、「最初5番で3番まで上がりましたけど途中で飼い主さんに気が付いちゃったみたいでそわそわして、結果的に5位でした。ちょっと残念でしたけど、初出場で5位は悪くないですよ。」と言われたけど、折角応援に行ったのに全然近くで見れないし声も掛けられないし、僕らの所為で表彰台を逃したような結果になっちゃってとってもがっかりしちゃった。
後でこんなのを頂きました。真ん中上のシェパードの絵が可愛いです。
僕らが行かなきゃ三位だったのかも(涙)