夏休み③ ― 2011/08/17
センターハウスから教えられたとおりに細い道を下って行くと、かなり距離を開けてコテージが点在していた。 ちょっと古いけど、屋根が落ちたりはしてないし、まあまあカッコ良いかな。 |
結構良くない?テラスもあるし。
駐車スペースまで伸びた屋根がなかなか優れものだった。
コテージ内部は想像していたよりはるかにまともだった。 外観から2階建てと思ってたけど中に入ると平屋で、その分12畳くらいのリビングは天井も高くのびのびしていた。 室内は床がフローリングで壁も木製、2つあるベッドルームにベッドが4つ。 ユニットバスは小さいけど清潔でカビもないし、トイレは良くスキー場にあるような水を貯めない方式だったけどキチンと掃除されていた。 |
到着したのが17:00過ぎであたりは暗くなってたけど、今日はもう車を運転しないので、ちょっとのんびりしてテラスでビールを飲む。 う~ん極楽。 夕食は18:00にお持ちしますと言ってたとおり、ちょっとしたら受付の女性が夕飯を持って来てくれた。 値段が値段だから期待はしてなかったけど.....。 はっきり言って今まで泊まった中で最低の食事だった。 |
この他に小さいお鍋が一つ付いてた。きりたんぽかなぁ~って期待したけど、鶏肉がちょっと入った野菜のお鍋だった。
ずっと走りっぱなしで疲れてたんで、その晩は爆睡して朝早く起きたら外はどんよりシトシトの生憎の天気。 朝食は08:30でお願いしてたんでHALを連れてセンターハウスへ。 朝食も夕食と似たり寄ったりの質素な内容だったけど、テラス側の席にしてもらって、HALと一緒にご飯が食べられたんでOK。 出発する時は土砂降りの雨だったけど、駐車場の屋根のおかげで全く濡れないで済んだ。 いつか宝くじでも当って別荘を買うことになったら、絶対こういう作りにしようと思った。 チェックアウトの時に聞いたら、元々ここはスキー場だったけど閉鎖になったとのことだった。 帰ってからちょっと調べてみたら、1987年に国土開発と県と地元自治体 で森吉山山麓の開発を行って2つのスキー場を作り、そのウチの一つが廃止になり2009年に解体されたらしい。 で、今回行ったのはそのスキー場跡地と言うことらしい。 ふもとの県道からはかなりの距離があり、このコテージのためだけに除雪するとは思えないので、冬は閉鎖するんだろうな。 きっとスキー場の施設のウチ使えるものを残して春~秋まで営業しているんだろうなぁ。 働いている人達も民間企業という感じじゃなく、役場か3セクのような感じだった。 宿泊金額を見ても、この価格で施設の改修費を賄えるとは思えないから、たぶん今の施設が老朽化した時点で閉鎖するんだと思う。 地元の過疎化を食い止めるために、多額の投資を行ってスキー場を作ったのに、結局バブルがはじけて元に戻っちゃったってことなんじゃないかな。 ちょっと淋しい気分になった。 |
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